【Jabra Elite 7 Pro レビュー】ワイヤレスイヤホン買ってみた!

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圧倒的に増えたオンライン会議の機会

この数年でオンライン会議やテレワークの機会が増えましたね。

正直、以前は自宅で仕事をするなんてことは禁忌ともいえるほど、嫌悪されていた印象だったのに。
今やテレワークはむしろ推奨される雰囲気すらあります。

一方でテレワークを減らす、もしくはもう止めにしたいという企業も出てきて、テレワークを進める流れと2極化してきているような雰囲気です。

私の仕事でも、本業ではテレワークと出社のハイブリッドです。

一方で『システムクラフト』として活動している副業の方はほぼ完全にテレワークです。

契約終了まで、お客さんと一度もリアルで会う機会がないこともあります。
むしろリアルで会うことの方が珍しいかもしれません。

打ち合わせや仕様確認などの会議は今や Teams や Zoom などを使ったオンライン会議が中心になりました。

そんな中、オンライン会議の環境が快適かどうかという問題は日に日に重要さを増しています。
そこで、以前から気になっていたワイヤレスイヤホンを導入して、快適なオンライン会議環境に一歩近づこうと思います。

Jabra Elite 7 Pro の特徴と感想

JabraというのはデンマークのGNオーディオという会社が作った完全ワイヤレスイヤホンのブランドで通話機能に強いということで日本でも近年徐々に認知度を上げているみたいです。

今回私が買ったのはJabra Elite 7 Proというモデルで、昨年の10月(2021年10月14日)に発売されて価格は2万円少々といったところです。

Jabra Elite 7 Proの特徴

  • マルチポイント対応
  • 片耳モード対応
  • 骨伝導センサーマイク
  • 耳元のボタンでマイクミュートできる
  • 機能豊富な専用アプリ
  • ワイヤレス充電対応
  • アクティブノイズキャンセリング(ANC)

マルチポイント対応

マルチポイントとは同時に複数のデバイスに接続できる機能です。

Jabra Elite 7 Pro は同時に2台のデバイスに接続できます。
私の場合はPCとスマートフォンに接続しています。

オンライン会議中はPCにつながり、スマートフォンが着信すると自動的にスマートフォンに接続します。
接続をいちいち切り替えなくていいのでとっても便利な機能で、もはや「ないと不便な機能」とすら言えるかもしれません。

ただ、オンライン会議中にスマートフォンが着信して、勝手に接続が切り替わったことがありました。
なかなか接続を戻せなくて困ってしまったのですが、うまくコントロールする方法があるのでしょうか?

片耳モード対応

両耳をふさがなくても済む片耳モードに対応しています。
片耳モードなら片耳が空いているので周囲の音や声もちゃんと聞こえます。

片耳モードにするには左右どちらかをケースにしまうだけです。
再びケースから取り出せば勝手に再リンクして両耳モード(ステレオモード)になってくれます。

勝手に「片耳モード⇄両耳モード」が切り替わってくれるこの機能が地味に便利です。

片耳ずつ使えばバッテリーの節約もできます。

骨伝導センサーマイク

購入当初、うまくマイクに声が入らないなと思って、Jabraを口元にあててしゃべってみたりしたのですが全然声が入らないので「何だろう?」と思っていました。

どうやら、耳にきっちり装着して骨伝導センサーマイクがONになることで声を拾ってくれる仕様のようです。
(購入当初はきっちり装着ができていなかったんですね。)

マイクの音質のことはよくわかりませんが、相手から聞き取りずらいといわれたことはまだありませんので、普通に通話する分には何の問題もないだろうと思います。
(片耳モードで話すと「若干声が低く聞こえるかも」と私の奥さんは言ってましたが、どうでしょうか?)

骨伝導センサーのせいなのか、イヤホンできっちり耳をふさぐせいなのか、自分の声が少しこもって聞こえてしまうのが、個人的にはちょっと違和感です。
なんとなく咳払いしたくなっちゃうんですよね。
多分「慣れ」の問題だと思いますけど。

耳元のボタンでマイクミュートできる

実は購入を検討している中で一番重視していたのがこの機能でした。

ミーティング中にちょっとPCの前から離れたい、というのがワイヤレスイヤホン導入の一番の動機でした。
コーヒーを淹れたり、宅配の荷物を受け取ったり、といったことがしたいわけです。

例えば宅配の荷物を受け取る時の会話はオンライン会議に聞こえて欲しく無いですし、コーヒーを淹れてる最中に急に話しかけられてもすぐ反応できたいのです。

PCの前を離れていてもワイヤレスイヤホン自体にマイクミュートをON-OFFする機能があればそれが可能かなと考えました。

Jabra Elite 7 Proは右の物理ボタンでマイクミュートを切り替えられて、マイクミュートが切り替わると女性の声で「Muted」「Unmuted」と喋って教えてくれます。

正直かなり期待していたこの機能ですが、しばらく使ってみて何点かビミョーな点がありました。

まず、どういう事情なのか分かりませんが時折切り替わらないことがあります。
主にミュートONへ切り替える時です。
Jabraを一度耳から話して装着しなおせば直ることがありますが、そういう時は大体オンライン会議の最中なので、一度耳から外さないといけないのはかなり不便です。

それから、オンライン会議アプリとして有名な「Zoom」ではZoom自体が持つマイクミュート機能とJabraのミュート機能がビミョーにうまく連動しない点も気になりました。

例えばZoomでは下記のようなUIでマイクミュートがアプリの機能として提供されています。

このZoom上でマイクをOFF→ONにした時だけ、JabraでもマイクはOFF→ONに切り替わります。
ところが逆にZoom上でマイクをON→OFFに切り替えた時は、JabraではマイクONのまま反応しません。
また、Jabra側でマイクのON⇄OFFを切り替えた時は、何ど試してもZoom側は一切反応しませんでした。

せっかくならZoom、Jabraのどちらで切り替えても、またON→OFF、OFF→ONのどちら向きに切り替えても連動してくれるといいのにと思ってしまいます。

私は結局、Zoom側のマイクは常にONにしておき、JabraでON⇄OFFを切り替える運用にしています。
(それでも十分便利なんですけどね)

あと、Teamsではおおむね連動しますが、Jabra側でON→OFFに切り替えても、Teamsではミュートのままということが時々起こります。

その他

Jabra Elite 7 Pro のバッテリーはイヤホンだけで最大8時間、ケース込みで最大30時間。
充電はType-CのUSBとワイヤレス充電が対応しています。

重量はイヤホン自体で約11g(左右合計)と軽量で、私の場合は装着時に「重い」と感じることはありませんでした。
ケースを含めても約55gで、ケースのサイズも小型なので、ポケットに入れて持ち運ぶのにもいい感じです。

さらに豊富な専用アプリ(iPhone、Android)で便利にカスタマイズが可能です。

また、ANC(アクティブノイズキャンセリング)も搭載されていて、周囲の騒音でイヤホンの音が聞こえにくいということがありません。

あと、S/M/L 3サイズのイヤージェルが同梱されているのも結構うれしいです。
私は今のところ M を使ってますが、若干窮屈な感じなので S に切り替えてもいいかもと思っています。

最後に、Jabraにはマイクミュート機能はありますが、イヤホンのボリュームを調整する機能はありません。

まとめ

結論としては非常に便利で使いやすく、間違いなく買ってよかったものランキングにランクインする買い物でした。

一番良かった点はイヤホン自体が軽くケースも小型なので、持ち運ぶにも邪魔にならないということです。

あとバッテリーが長持ちなのもポイントが高いです。

加えて、個人的にはやっぱりマイクミュートできるのがうれしいです。

残念な点もいくつかありますが、私としてはイヤホンのボリュームを調整できない点が一番惜しいと感じました。

ワイヤレスイヤホンの購入をご検討の方は今回の私のレポートをぜひ参考にしてみてください。

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